縣神社の御朱印と大杉|大網白里 御朱印を受ける場所と行き方と駐車場

縣神社の御朱印と大杉 御朱印を受ける場所と行き方と駐車場

私が縣神社を調べ始めたのは、ここの御朱印が「かっこいい」と聞いたからでした。

御朱印は拝殿の左手の社務所で受けられます。県の観光サイトに載っている営業時間は9時から16時です。

宮司さんへの用は前もっての電話予約が勧められているので、遠くから行く人ほど先に一本入れておくと安心です。駐車場は30台分あって無料です。車で行くなら、カーナビには「季美の森南1丁目1番地」を入れます。神社の住所はカーナビで検索できないからです。

季美の森の住宅地のすぐそばなのに、参道に入ると深い森に囲まれます。地元では「あがた様」と呼ばれていると聞きました。

鳥居をくぐった右手には、市でいちばん大きな杉が立っています。幹の上のほうが折れた姿を見上げると、この神社が長く続いてきたことが伝わってくると思います。

この記事で分かること

  1. 御朱印は拝殿の左手の社務所で受ける
  2. 宮司さんに用があるときは先に電話で予約する
  3. 駐車場は30台で無料
  4. カーナビには季美の森南1丁目1番地を入れる

縣神社の御朱印はどこでいつ受けるか

開いた白い御朱印帳と朱色の印のにじみと木の机(文字なし)

私が最初に知りたかったのは、行けば必ず御朱印がもらえるのかどうかでした。神社の公式サイトが見つからず、決まった受付の時間を書いたページも無かったからです。

御朱印は拝殿の左手の社務所

御朱印を受けるのは、拝殿の左手にある社務所です。県の観光サイトの言葉を借りると、ここの御朱印は「ダイナミックでかっこいい」御朱印です。

神社ごとに書体や印の形が違うので、その字を見に行くことが出かける理由になるのは分かる気がします。

営業時間と電話の予約

営業時間は9時から16時で、休みは不定休です。県の観光サイトでは、営業時間と休みのどちらの欄にも「御祈禱・御朱印等、宮司に御用の場合は前もって電話予約を推奨」と添えられています。

遠くから来て、着いてから宮司さんがいないと分かったら残念ですよね。御朱印を書いてもらうなら、日にちを決めた時点で電話で予約しておくと確実です。

ただ、観光サイトに載っている電話番号は、市の生涯学習課生涯学習班の0475-70-0380です。神社の番号は、公的なページでは見つかりませんでした。

市の生涯学習課に電話して、宮司さんへの連絡の仕方を聞くところから始めるとよいと思います。初穂料は以前(2018年)の記録で300円とありますが、記録が古いので当日に社務所で確かめてください。

結論

御朱印は拝殿の左手の社務所で受けます。宮司さんに用があるときは前もって電話で予約するよう、県の観光サイトが勧めています。初穂料は当日に社務所で確かめます。

車で行くか外房線とバスで行くか

森の縁の細い舗装路と奥にある砂利の駐車場(文字なし)

縣神社の住所は大網白里市土気飛地1876ですが、この住所はカーナビで検索できません。

カーナビには季美の森南1丁目

車ならカーナビに「季美の森南1丁目1番地」を入れるか、Google マップで「縣神社 千葉県」と探します。季美の森南1丁目は神社の北に直線で約1kmの所なので、着いてもそこは神社の前ではありません。

目印に着いたら、そこからは地図を見ながら神社へ向かいます。曲がり角から駐車場までの道はやや細いので、対向車に気をつけてください。

注意

住所の土気飛地1876はカーナビで検索できません。季美の森南1丁目1番地は目印で、神社の前ではありません。曲がり角から駐車場までの道はやや細いので、対向車に気をつけます。

駐車場は30台で無料

駐車場は乗用車が30台、大型バスが4台で、料金は無料です。高速からは、東金有料道路の山田ICから7分です。

ふだんの日は停めやすいと思います。初詣の時期に駐車場がどのくらい混むかは、私には分かりません。

大網駅からバスと徒歩で行く

電車なら、JR外房線の大網駅から季美の森行きのバスに乗り、「季美の森入口」で降りて歩いて約10分です。駅とバス停から神社までの距離を地図で測って、表にしました。

出発する所神社までの道のり測り方
バス停「季美の森入口」歩いて約690m歩く道の距離
JR大網駅車で約3.6km車の道の距離
JR土気駅車で約4.8km車の道の距離

(OpenStreetMap で測った道のりです。バス停から神社までは、直線だと約330mです。)

季美の森入口のバス停から縣神社まで歩いて約690m

車なら「季美の森南1丁目1番地」か「縣神社 千葉県」で探します。電車なら、大網駅からバスで「季美の森入口」まで行き、そこから歩いて10分ほどです。

鳥居の先に立つ市でいちばん大きな杉

下から見上げた太い杉の幹と上の方で折れた跡のある梢(文字なし)

私が縣神社でいちばん見てほしいのは、鳥居をくぐってすぐの大杉です。参道を進んで鳥居を抜けると、右側に太い幹が見えてきます。

樹齢は推定350年以上

この杉の樹齢は、市のページでは「はっきりしないが、推定350年以上」です。県の観光サイトでは「樹齢は不明」で、市で最大の大杉としています。

どちらも、正確な樹齢は分からないという点では同じです。

幹の上が折れたのは落雷の跡

見上げると、上のほうが折れています。落雷の傷跡で、いまも痛々しく残っています。

傷を見て驚く人もいますが、折れた姿がかえって歴史を感じさせるという声もあります。

参道の枯れ枝に気をつける

木漏れ日が差す参道について、「閑静」「天気のいい日は気持ちいい」という声があります。「めちゃくちゃ心地いい神社だった」と話す人もいました。

ただ、参道には「枯枝落下注意」の看板があります。風の強い日は上を見ながら、足元にも気をつけて歩いてください。

鳥居の先の右側に立つ杉は市内でいちばん大きく、昭和47年に市の天然記念物になりました。

指定文化財の本殿と絵馬

森の中の流造りの古い木の本殿の屋根と彫刻の影(文字なし)

市の文化財の一覧に載っている22件のうち、3件が縣神社のものです。大杉のほかに、本殿と絵馬も指定されています。

縣神社の文化財は3件

名前と、どこの指定かと、いまどこにあるかを表にしました。

名前指定指定日年代いまある所
板絵馬著色武者絵千葉県指定有形文化財昭和37年5月1日安土桃山県立中央博物館
縣神社本殿市指定有形文化財(建造物)平成6年2月28日江戸境内
縣神社の大杉市指定文化財(天然記念物)昭和47年5月1日(記載なし)鳥居の先の右側

縣神社の指定文化財3件と絵馬だけが県立中央博物館にあること

市の一覧で県が指定している3件のうち、1件がこの神社の絵馬です。縣神社の3件のうち、境内で見られるのは本殿と大杉の2つです。

本殿は天保14年の再建

本殿は文化13年(1816年)に焼け、天保14年(1843年)に再建されたといいます。三間社流造りという大きな造りで、屋根は瓦棒銅板葺です。

各種の彫刻は、他に例を見ない斬新な手法だといわれています。本殿の前に立ったら、細かい彫刻にも目を向けてみてほしいです。

土台の傷みが大きくなったため、平成8年4月に修復工事が行われました。

絵馬は県立中央博物館にある

指定されている絵馬は、境内では見られません。絵馬はいま、県立中央博物館で管理保存されています。

桐の柾板2枚に、牛若丸と弁慶が京の五条橋で初めて会う場面が描かれています。裏には、天正7年(1579年)に土気城主の酒井伯耆守康治が奉納したことを示す銘文があります。

絵師は狩野右京亮光信と伝えられています。県内で最も古い絵馬です。

注意

県の文化財の絵馬は境内にはありません。いまは県立中央博物館で管理保存されています。境内で見られる文化財は本殿と大杉です。

縣神社の指定文化財は大杉と本殿と絵馬の3件で、県の文化財の絵馬はいま県立中央博物館で保存されています。

縣神社が土気城の鬼門除けになるまで

丘の上の木立と遠くに霞む城跡の土塁のような地形(文字なし)

私は由緒を読んでから、本殿が少し違って見えるようになりました。焼けて建て直されたことも、絵馬を奉納したのが土気城主だったことも、ひとつの流れでつながって見えたからです。

1488年に土気古城から移った

市のページによると、土気城を再興したのは酒井小太郎定隆で、長享2年(1488年)のことです。城の再興と同じ1488年に、神社も土気古城からこの地に移されました。

掲示が伝える徳川家の五石

境内の掲示には、天正19年から家康公をはじめ代々の将軍より、五石の御朱印領を寄進されたとあります。千葉県神社名鑑の写しには、寛保元年六月に宮廷から幣帛を賜わったとも書かれています。

市のページにも、幕府に守られて栄えたとあり、江戸時代に大事にされてきたことが分かります。

住所が土気飛地になった訳

住所の「土気飛地」は、かつて土気町(いまの千葉市緑区)の飛地だったことに由来すると紹介されています。稿本千葉縣史の写しでは「舊金谷郷への飛地」と書かれていて、言い方が少し違います。

どちらにしても、千葉市緑区との境に近い場所だということは、地図を見ると分かります。

縣神社は、長享2年(1488年)に酒井定隆が土気城を再興したとき、鬼門除けとして土気古城からこの地に移されたと伝えられています。

初詣や祈祷で行くときの案内

冬の朝の参道に並ぶ灯籠と白い朝もや(文字なし)

縣神社は、初詣などで多くの参拝客が訪れる神社です。

初詣の回り方は別の記事に

元日にどこから回ると動きやすいかは、初日の出の記事「白里海岸の初日の出と元旦祭|元日の日の出は6時47分ごろ、駐車場と初詣の回り方」に書きました。

初詣の時期だけの時間や駐車場の案内は、県の観光サイトには出ていませんでした。

祈祷も先に電話で予約する

七五三やお祓いを考えていても、受け付けているかどうかが分からないと動けませんよね。御祈禱も、御朱印と同じく前もっての電話予約が勧められています。

祈祷を受けたいときは、先に電話で日にちと内容を相談します。

縣神社と一緒に回れる近くの場所

雑木林の散歩道と池のほとり(看板なし・文字なし)

縣神社は千葉市緑区との境に近く、千葉市側の見どころとも一緒に回りやすい神社です。車の道のりで、ホキ美術館までは約7.4km、昭和の森までは約8.4kmです。

午前中に御朱印を受けて、昭和の森を歩き、ホキ美術館に寄ると半日のお出かけになります。御首題を受けるなら、縣神社と合わせて「大網白里の本國寺|宮谷県庁跡の年表と御首題と駐車場」も回れます。

同じ季美の森南にはいなほ農産物直売所もあり、縣神社の帰りに寄れます。直売所のことは「大網白里の直売所といちご狩り|いなほは水曜休み 緑の風は火曜休み」に書いています。

(昭和の森の距離は、地図に載っている公園の中の1点までで、入口までではありません。)

よく聞かれること

石の鳥居の足元と苔むした石段(文字なし)

御朱印帳が無くても受けられるか

以前(2018年)の記録には、神社のオリジナル御朱印帳は無いとあります。御朱印帳が無くても受けられるかは、公的なページに案内がありませんでした。予約の電話のときに聞いておくと安心です。

例祭はいつですか

4月20日が春季例祭、7月20日が秋季例祭と紹介されています。日にちが近づいたら、電話で確かめてから出かけてください。

祭神はどなたですか

祭神は大日孁貴尊と紹介されています。別の紹介では、主祭神を大日孁尊・橘比賣命・譽田別命としています。

境内は何時まで入れますか

営業時間の欄にある時間より前や後に入れるかは、案内がありませんでした。休みは不定休です。

出典:ちば観光ナビ「縣神社」

出典:大網白里市「大網白里市の文化財」

出典:大網白里市「板絵馬著色武者絵」