小中池公園(大網白里)|無料の駐車場から広場までの距離、95mのローラー滑り台、トイレと持ち物、昭和の森へ

小中池公園(大網白里) 無料の駐車場から広場までの距離、95mのローラー滑り台、トイレと持ち物、昭和の森へ

週末に子どもと「どこか行こうか」となったとき、私がまず思い浮かべるのが小中池公園です。駐車場が無料で、全長95mのローラー滑り台があります。

駐車場は142台。車が並ぶ区画から堤の下の広場までは、位置の座標から測って直線で約110mです。

トイレは広場の隣にあって、市の一覧ではおむつ替えの設備も「有」。売店は無いので、お弁当と飲み物は持っていくと安心です。

広場から池のほとりまでは、高さで約17mの上り。思っていたより立体的な公園なので、歩ける年ごろの子のほうが楽しめるかもしれません。

どんな公園?ため池の堤と、その下の広場

横から見た、ため池の土手(堤)の断面のような絵。左に池の水面、まんなかに高い土手、右の低い所に芝の広場と小さな遊具。奥に千葉の平らな田んぼが続く(人・文字なし)

無料の公園なのに、一日遊べるほど何かあるの?と思いますよね。小中池公園は、農業用のため池「小中池」の堤と、そのまわりを公園にした所です。

堤の下には、芝の広場と遊具。上には、池と遊歩道があります。下の広場で遊び、上で池を眺める。上と下で、過ごし方が変わる公園です。

小中池は、田んぼに水を送るために造られた池です。戦争をはさみ、長い年月をかけて完成しました。

項目中身
できた年昭和8年8月に着工、昭和22年2月に完成(14年・15万人の労力)
堤の高さ19.7m
堤の長さ(堤頂長)252.5m
貯水量1,014千m³
水を使う田畑(受益面積)634ha
選ばれたもの日本のため池百選(平成22年・農林水産省)
公園になった年平成8年に開園

(農林水産省の「特色のあるため池の紹介」と、市の再整備基本計画から起こしました。農林水産省の資料に、資料の年は書かれていません。)

「日本のため池百選」と聞くと、ただの公園ではないんだと分かります。自然や、歴史の値打ちもある場所なんですよね。

公園の一部は、県立九十九里自然公園の区域にも入っています。地元では、「ローラー滑り台のある公園」と呼ばれることが多い場所です。

上り下りの多い造りなので、小学生くらいの子には、とくに向いている公園だと思います。

市内のほかの公園とトイレや駐車場で見比べたいときは、「大網白里市の公園と子どもの遊び場|トイレと駐車場で比べる表 小中池公園から季美の森とみずほ台の近隣公園まで」に一覧の表があります。

駐車場と行き方:無料142台。広場までは約110m

木に囲まれた平らな駐車場(車のナンバー・文字なし)から、芝の広場へ続く短い道。奥に土手の斜面

小中池公園に行く前に、行き方と停める所は知っておきたいところです。行くなら、やっぱり車がいちばんだと思います。

駐車場が無料なので、子どもの荷物が多い日も車で行きやすいと思います。

駐車場は無料。車を停めたら、広場まではほぼ平ら

千葉県の観光サイトの案内では、駐車場は142台です。観光協会のページにも、無料の駐車場があると書かれています。

項目中身
台数142台(障がい者用2台、軽6台を含む)
料金無料
障害者用の駐車スペース「新駐車場(2台)」
大型バスなし
開いている時間24時間・無休
これから市の再整備基本計画(2025年5月)で「駐車場の有料化を検討」

(台数と開いている時間、障害者用のスペースは、ちば観光ナビ(千葉県の観光サイト)の値です。)

市の計画では、駐車場の有料化が「検討」されています。今は無料で、計画のことは最後の節にまとめました。

駐車場から広場、池のほとりまでの距離と高さは、こうなります。

区間直線の距離高さ(国土地理院の標高)
北の駐車場(車が並ぶ区画)の中心 → 堤の下の広場の中心約110m駐車場 21.4m・広場 22.0m
多目的広場(駐車場の南の芝の区画)の中心 → 堤の下の広場の中心約80m―
堤の下の広場の中心 → 堤の上(広場の西)約100m広場 22.0m → 堤の上 39.2m(差 約17m)
北の駐車場の中心 → 堤の上約170m―
池の水面―28.0m(広場より約6m高い)

(距離は国土地理院の位置の座標から出した直線で、園内の通路の長さではありません。遊具とトイレの建物は航空写真で見分けられなかったので、広場の中心までにしました。)

駐車場と広場は、高さがほとんど同じです。広場まではそれほど距離もないので、ベビーカーでも動きやすいと思います。

池のほとりへは、広場からさらに上ります。

カーナビには「小中1538」

市のページの住所は、「小中1703」です。カーナビで出てこないときは、市の案内どおり「千葉県大網白里市小中1538」を入れます。

この番地を覚えておけば、公園のそばまで案内してもらえます。公園までの案内板が少ない、という声は、市のアンケートにも載っていました。

スマホの道案内のアプリも、一緒に使うと安心です。

出発市の案内測った道のり(北の駐車場まで)
圏央道 大網白里スマートIC(ETC専用)約2分車の道のり 約1.4〜1.6km(出入口による)
JR外房線 大網駅(歩く)徒歩で約35分歩く道のり 約3.1km
JR外房線 大網駅(タクシー)約10分―
千葉市 昭和の森の展望台徒歩で約6分―
市のコミュニティバス公園の近くに停留所は無い―

(駅とICからの道のりは、OpenStreetMap の道で計算した長さです。スマートICはETC専用で、ETC車載器が無い車は周辺のインターチェンジを使うよう、市が案内しています。)

電車とバス:大網駅からは歩くかタクシー

電車なら、大網駅から歩くか、タクシーです。荷物の多い子連れで駅から歩くのは、正直かなり大変だと思います。

市のコミュニティバスは、公園の近くまでは行きません。増穂地区のバスの道順に、小中の停留所はありませんでした。

3路線がどこを通るかは、「大網白里市のコミュニティバス|増穂・はまバス・みーバスの時刻と運賃、大網駅からの乗り方」の停留所の表で追えます。

市の「小中池公園」のページ

トイレとおむつ替え、ベビーカーで行ける所

芝の広場の端の小さな平屋の建物(文字・マークなし)と、手前に空のベビーカー(人は描かない)

トイレは、市の公衆トイレ一覧では「公園広場隣」です。おむつ替えの設備も、「有」になっています。

項目中身
設置位置公園広場隣
男性4(小便器3・洋式1)
女性2(洋式2)
男女共用1(洋式1)
乳幼児用設備有
車椅子使用者用有(多目的トイレ。手動ドア・ストッパー付き、手すりあり、中で車いすが回れる)
オストメイト無
使える時間0:00〜23:59

(市の公衆トイレ一覧と、千葉県の観光サイトのバリアフリーのページから。市の公園のページには「令和2年に改装したトイレ」の写真が載っています。)

トイレが広場の側にあって、基本の設備はそろっています。食事さえ用意していけば、一日過ごせると思います。

ベビーカーで行けるのは、広場までです。池のほとりへの階段は少し急で、ベビーカーを押してのぼるのは難しいと思います。

池の景色や遊歩道を楽しむなら、抱っこひもに替えるのがおすすめです。子どもが自分で歩ける年ごろになってから、という手もあります。

公園全体に段差や階段が多いので、私は、歩き始めの子からは目を離さないようにしています。

95mのローラー滑り台と、広場の遊具

土手の斜面に沿って長く続く、銀色のローラーの滑り台。手前に二つ折りの段ボール(人・文字なし。実在の滑り台の色や形に似せない)

小中池公園といえばこれ、というくらいの滑り台です。市のページでは、「県内有数の長さを誇るローラーすべり台」と紹介されています。

スピードより、景色を楽しむ滑り台です。旋回しながら池や木々の景色が変わっていくので、大人も一緒に楽しめます。

物資料の書き方
ローラー滑り台全長95m。市「県内有数の長さを誇るローラーすべり台」。農林水産省「高低差18m・全長約95m」
大型複合遊具「プレイポートワンダー」令和3年11月1日にオープニングセレモニー。モーグルヒルラージ・ザイルブリッジ・ウェイブスライダーなど。コンセプトは「海の波を感じ、自然が豊かな緑と空気を楽しめる遊具」
木製アスレチック・スカイロープ・東屋市の再整備基本計画の「公園施設」に並ぶ
堤防の上の遊歩道・桜並木(ソメイヨシノ約90本)市の写真の説明・千葉県の観光サイト
昭和の森への連絡通路「相互利用されています」

(市の公園のページ・遊具のお知らせ・再整備基本計画と、農林水産省の資料から。)

広場の大型複合遊具は、市と飲料の会社の協定で置かれました。遊具は市が日ごろの管理をして、専門業者の点検も年に1回受けています。

出発地点は堤の上。広場の横の階段から

滑り台の出発地点は、堤の上です。広場の横の、階段をのぼります。

初めてだと「どこから登るの?」と迷いやすいので、広場に着いたら、私はまず階段を探します。

段ボールかマットを持っていく

ローラーの滑り台は、そのまま滑るとお尻が痛くなりやすいんです。小さな子ほど、気になりやすいところです。

滑りに行く日は、段ボールかマットを持っていくと安心です。

春の桜と、秋の紅葉と野鳥

池の水面に映る桜並木と、岸の遊歩道(人・文字なし)

堤の上の遊歩道には、ソメイヨシノの並木があります。本数は、千葉県の観光サイトで、約90本。

春は、池の水面に映る桜がきれい、という声が多いです。遊歩道を歩きながら、対岸に咲く桜を眺められます。

2026年は、3月25日に開花して、4月1日に満開になりました。市の「小中池公園の桜情報」のページに、そう載っています。

開花の時期は、滑り台も桜の木の下を滑り抜ける形になります。桜を見がてら滑り台も、の一石二鳥です。

広いので、レジャーシートを広げる場所に困ることは、まずないようです。平日は静か、という声もあります。

秋は紅葉も楽しめて、野鳥も多くやってくる場所です。市のページの写真に、そう説明があります。

池にはコガモ、まわりにはウグイスやツグミ。県の観光サイトが名前を挙げている鳥です。

持っていく物:売店が無いので、お弁当と飲み物を

芝の上に広げたレジャーシートと、ふたを閉めたお弁当箱・水筒・帽子・タオル(中身は描かない・人・文字なし)

小中池公園には、売店がありません。市のアンケートでも、「売店や飲食店などの店舗がない」が改善してほしい所として多く挙がっていました。

必要な物は、全部持っていく前提で考えると安心です。

  • お弁当と飲み物:売店が無いので
  • 段ボールかマット:ローラー滑り台でお尻が痛くならないように
  • レジャーシート:広場や桜の下でお昼を食べるときに
  • 帽子などの日よけ:外で一日過ごすので
  • 着替え:汚れたときや、汗をかいたときに

桜を見ながら、シートの上でお昼を食べて、子どもは滑り台で遊ぶ。そんな過ごし方が、ぴったりの公園です。

お弁当を持っていけば、駐車場代も飲食代もかかりません。お金をかけずに半日から一日過ごせるのも、うれしいところです。

市は、2023年と2024年のゴールデンウィークに、キッチンカーの販売を試したことがあります。今後も続けられるか検討する、とされています。

帰りの時間は、明かりが少ないと聞くので、暗くなる前に帰るようにしています。

昭和の森へ歩いて:2つの滑り台と展望台

林の中の小道と、その先の高台の展望台(形は実在に似せない)、遠くに平らな九十九里の平野(人・文字なし)

小中池公園は、千葉市の昭和の森と隣り合っています。市の計画にも「隣接する昭和の森公園との連絡通路があり、相互利用されています。」とあります。

2つの公園を組み合わせると、ローラー滑り台を2つ、一日で楽しめます。

項目小中池公園(大網白里市)昭和の森(千葉市緑区)
ローラー滑り台全長95m長さ約109m
駐車場無料・142台有料・826台。普通車は1時間100円(一日最大400円)
展望台―標高約101m。九十九里平野を一望
行き来昭和の森の展望台から徒歩で約6分(市の案内)。連絡通路で「相互利用されています」(同じ)

(昭和の森の駐車料金は、千葉市が令和2年4月1日から改めた料金です。昭和の森の滑り台と展望台は、千葉県の観光サイトの案内です。)

小中池公園に停めて、歩いて昭和の森へ

小中池公園の無料駐車場に停めて、歩いて昭和の森へ向かうと、駐車場代が浮きます。昭和の森の駐車場は、時間に応じて、料金がかかります。

市の計画のアンケートにも、昭和の森に停めたくなくて、無料の小中池公園に停めている、という声が載っていました。私も、停めるなら小中池公園の側にします。

途中には坂があるので、小さな子とは無理のないペースで歩きます。小さな子と一緒なら、市の案内の時間より、もう少しかかるかもしれません。

千葉市の「昭和の森駐車料金の改定について」

展望台から九十九里平野を見る

小中池の滑り台は、景色を見ながらゆったり。昭和の森の滑り台は、それよりもう少し長い滑り台です。

昭和の森の展望台からは、九十九里平野が見渡せます。小中池公園で遊んだあと、展望台で景色を眺めて締めくくるのは、大人にとってもうれしい時間だと思います。

滑り台を2つ、それから展望台へ。無料の駐車場から歩けば、費用もほとんどかからないお出かけです。

これから変わるかもしれない所と、まとめ

夕方のやわらかい光の、誰もいない芝の広場と土手(人・文字・キッチンカーなし)

小中池公園は、今は駐車場が無料です。ただ、市が2025年5月にまとめた再整備の基本計画では、駐車場の有料化が「検討」されています。

同じ計画には、今の多目的広場を駐車場にして、二輪車や大型バスの区画を作る案があります。キッチンカーを呼ぶことや、幼児用の遊具を新しく置くことも書かれています。

計画に、工事の年や期間はまだ書かれていません。 工事や有料化が決まったというお知らせも、私が見た時点では出ていませんでした。

市の「小中池公園再整備基本計画を策定しました」

出かける前は、市の小中池公園のページをひとつ見ておくと安心です。分からないことの電話の窓口は、市の都市整備課の街路公園班(0475-70-0360)です。

秋に出かけるなら、「大網白里市の産業文化祭(産業祭)|イオンの駐車場が会場。車は市役所に停めて、無料バスも」も合わせてどうぞ。帰りに寄りたい秋の場所として、この公園にも触れています。

夏に海と公園をはしごするなら、白里海岸の駐車場の料金がかかる期間を「白里海岸の駐車場は海水浴場の期間だけ有料に|料金と市民の無料、白里ICとバスでの行き方、夏以外の浜の過ごし方」で先に見ておくと迷いません。

出どころは、市の小中池公園のページと再整備基本計画、千葉県の観光サイト、千葉市の昭和の森のページです。

スマートICから近く、東金や茂原、千葉市緑区からも気軽に来られる距離です。週末に子どもと「どこか行こうか」となったら、候補のひとつにしてもらえたらうれしいです。