大網白里市のハザードマップ|web版の見方と、津波の避難先・地区ごとの避難所

大網白里市のハザードマップ web版の見方と、津波の避難先・地区ごとの避難所

大網白里市のハザードマップは、市のweb版で見られます。令和6年3月にできた地図で、洪水・津波・土砂災害と、避難場所が1枚に重なっています。

地震のマップだけは、別のPDFです。名前も、市になる前の「大網白里町地震ハザードマップ」のままです。

津波は、警報の種類で、避難の対象になる所が変わります。大津波警報なら、南白亀川より東の白里地域と下ケ傍示地区、それに川の西の長国・九十根・桂山地区です。

逃げる先も、警報ごとに市の計画で決まっています。白里公民館と白里小学校の避難所には、市の一覧で「大津波警報時は使用しない」と注があります。

大網白里に越してきてから、海の近い町なので、「もし地震が来たら」とよく考えます。

それでも、ハザードマップをちゃんと見たのは、恥ずかしながらごく最近です。海沿いを車で走っていて、「ここ、津波のときはどうなるんだろう」と急に気になりました。

調べ始めると、地図の種類も避難所の名前も多くて、どれを見ればいいのか迷いました。市の資料を1つずつ読んで、表に直してみました。

市のハザードマップは、web版と地震のPDFで見られる

台所のテーブルに置いたスマホと、開いた紙の地図、湯気の立つマグカップ(画面・地図に文字なし)

市が出しているマップと資料を、何が見られるか、どこにあるかで並べました。ふだん開くのは、いちばん上のweb版だと思います。

地図・資料何が見られるかいつのものどこで
web版ハザードマップ洪水の最大浸水深・津波の浸水深・家屋倒壊等氾濫想定区域・土砂災害(特別)警戒区域・ため池(前島池・小中池)の浸水深・避難場所令和6年3月完成(ページの更新 2025年11月26日)市のトップ画面の「ハザードマップ」
地震ハザードマップゆれやすさマップ・地域の危険度マップ(建物の全壊棟数率)・液状化危険度マップの3枚2015年12月17日公開。名前は町の時代のまま市のページのPDF。紙は市役所本庁舎・中部コミュニティセンター・白里公民館に備え付け
津波避難計画警報の種類ごとの避難の対象と避難先令和3年3月改定市のページのPDF
津波避難施設の避難経路7か所それぞれへの経路ページの更新 2026年6月2日市のページのPDF(7つ)
指定緊急避難場所・指定避難所一覧34か所の名前・住所・使える災害ページの更新 2026年2月20日市のページのPDF
耳で聴くハザードマップ(今回は中身を確かめていません)2025年6月4日市のページ

(どれも、市の「ハザードマップ・防災ハンドブック」などのページで見た日付です。)

web版で見られるもの

スマホでもパソコンでも、市のweb版ハザードマップの案内から入れます。市のトップ画面の「ハザードマップ」からも、同じマップに行けます。

市の案内には、「洪水・津波の浸水想定区域や土砂災害(特別)警戒区域、避難情報の種類及び入手方法、避難場所の情報などを確認することができます。」とあります。

マップは、見たい層を切り替える形です。層の名前には、「洪水最大浸水深」「津波浸水深」や、家屋倒壊等氾濫想定区域、土砂災害の警戒区域などが並びます。

ため池の前島池と小中池も、それぞれ層があります。避難場所や津波避難施設も、同じマップに重なっています。

家だけでなく、子どもの保育園や職場のあたりも、web版で一度見ておくと安心です。毎日いる場所は、家のほかにもありますよね。

これから家を探す人なら、候補の場所をweb版で見比べておくと、考える材料が増えると思います。

地震のマップは、町の時代のPDFが3枚

地震だけは、web版とは別です。揺れのマップは、市の地震ハザードマップのページでPDFの3枚に分かれています。

中身は、ゆれやすさ、地域ごとの建物の全壊の割合、それに液状化の3つです。名前は「大網白里町地震ハザードマップ」のまま。市になる前に作られたからです。

市は、「あくまでも予測結果であることを理解のうえで、防災対策にご活用くださるようお願いします。」と添えています。

液状化のマップも、台地や平野といった地形の区分で、判定したものです。一軒ごとの地盤を正確に表したものではない、と市は書いています。

紙で手元に置きたいとき

紙の地震のマップは、市役所本庁舎・中部コミュニティセンター・白里公民館の3か所に置かれています。市は「お持ちでない方は、お近くの公共施設でお受け取りください。」と呼びかけています。

ほかのマップの紙の配り方は、市の案内では見つけられませんでした。地震のマップの担当は、都市整備課営繕室(0475-70-0366)です。

私は、web版をスマホで開ける状態にしておき、紙は地震のマップだけ、と考えています。どちらも、まず家のまわりを見るところからだと思います。

津波は、警報の種類で避難の対象と逃げる先が変わる

晴れた日の、まっすぐ長い砂浜と穏やかな海を、内陸側の少し高い所から見た景色(波は穏やか。津波や荒れた海は描かない)

いつ逃げればいいのか。そのタイミングの判断が、実はいちばん難しいと感じています。

市の津波避難計画(令和3年3月)では、警報の種類ごとに、避難の対象と逃げる先が決まっています。計画の文を、警報ごとに表にしました。

警報市が避難指示の対象にする所逃げる先(市の計画)
大津波警報南白亀川より東の白里地域・下ケ傍示地区。川の西の長国・九十根・桂山地区川の東の人:川の西へ移って、大網白里アリーナ・中部コミュニティセンター・福岡公民館(東金市)。車・バイクは大網白里アリーナ。川の西へ移れない人:南四天木築山・津波避難タワー、津波避難ビルの白里小学校・浄化センター・オーシャンビュー白里ダイヤモンドマンション・プラセル九十九里・白里中学校。川の西の3地区の人:中部コミュニティセンター
津波警報県道一宮片貝線より東車・バイク:大網白里アリーナ。徒歩・自転車:白里小学校・白里公民館。施設:南四天木築山・津波避難タワー、津波避難ビルのオーシャンビュー白里ダイヤモンドマンション・プラセル九十九里
津波注意報九十九里有料道路より東の海岸指定しない(「避難先を指定しません。」)

(市の避難所の一覧では、白里公民館と白里小学校(避難所として)に「大津波警報時は使用しない」、福岡地区コミュニティセンター(東金市)に「大津波警報時のみ使用する」と注があります。)

まず見るのは、自分の地区が、どの警報の行に入るかです。対象がいちばん広いのは大津波警報で、注意報は海岸だけです。

市の津波避難計画のページから、計画の本文をPDFで開けます。

境目は南白亀川

白里地域は、「海岸から3km 内陸の標高が約3mの高低差がない平野部」だと、市の計画にあります。海岸から4.5kmほどの所で、南白亀川を境に、大網・増穂地域と東西に分かれます。

平らな土地は暮らしやすい一方で、水が広がりやすい。大津波警報で対象になるのが、この川より東と、川の西の3地区です。

白里海岸のあたりへ行くときは、「ここから逃げるならどの方向か」を意識しておく。それだけで、いざというときの判断が早くなると思います。

浜へ遊びに行く日のことは、別の記事「白里海岸の駐車場は海水浴場の期間だけ有料に|料金と市民の無料、白里ICとバスでの行き方、夏以外の浜の過ごし方」で紹介しています。

市の計画の前提は「39分」と「2,000m」

市の計画は、千葉県が出した最大クラスの想定をもとにしています。計画には、「最大津波水位到達時間は 39 分に設定されています。」とあります。

そこから、避難を始めるまでを5分、歩く速さを1秒に1.0mとして、歩いて逃げられる距離を2,000mにしました。支えの要る人は、1,000mです。

ただ、市の原則は「想定にとらわれることなく、できる限り早く、できる限り海岸から遠くの避難先へ避難します。」です。39分は計画を立てるための数字で、待っていい時間ではない、と私は読んでいます。

強い揺れを感じたら、迷わず海から離れる。わが家では、これだけは家族で決めています。

ちなみに、市が想定する最大クラスの津波は、相模トラフ沿いの地震のうち、東側に大きなすべりを置いたケースです。

車は、原則として使わない

市のページには、「避難行動の手段は、原則、徒歩・自転車・バイクとします。」とあります。車を使えるのは、時間までに避難できない人に限られます。

計画には、海から内陸への道のうち「双方向で自動車が通行できるのは3経路」ともあります。みんなが車で出たら、その3本に集まるのだろうと思います。

車やバイクで逃げる人の行き先は、大津波警報でも津波警報でも、市の計画では大網白里アリーナです。

川をさかのぼる津波と、県の想定の読み方

市は、大津波警報のとき、南白亀川沿いで「津波の河川遡上による浸水が想定される」としています。逃げるときは、川沿いを避けながら。

県の津波浸水想定は、「最大クラスの津波」が「悪条件下」で起きた場合を置いたものです。そのうえで、県は「これよりも大きな津波が発生する可能性がないというものではありません。」と書いています。

県の説明は、千葉県の津波浸水想定のページで読めます。

避難の指示そのものは、そのときの市の避難情報で出ます。ただ、市の原則は「できる限り早く」。私は、強い揺れを感じたら指示より先に海から離れる、と決めています。

上の表で自分の地区がどの警報の行に入るかを見ておくと、迷う時間が少し減ると思います。

津波避難施設7か所:海抜と、海からの距離

青空の下、田畑の中に立つ、階段のついた背の高い鉄骨の展望台のような建物(実在のタワーに似せすぎない・人なし)

毎日通る道なのに、どこへ逃げるかは考えたことがない。調べる前の私と同じように、そういう人は多いと思います。

市の「津波避難施設」の表を、そのまま並べました。白里の7か所です。

名前所在地施設の海抜屋上などの海抜海岸からの距離
白里小学校 3階・屋上南今泉33492.6m13.8m2.3km
白里中学校 3階・4階細草1385-13.9m15.4m3.3km
浄化センター 屋上四天木556-23.5m12.3m2.6km
プラセル九十九里 屋上北今泉30451.5m11.0m0.8km
オーシャンビュー白里ダイヤモンドマンション 4階以上共有部分・屋上南今泉4837-22.5m28.8m0.2km
防災第1号公園(津波避難タワー)四天木甲2982-12.2m9.0m1.5km
防災第2号公園(南四天木築山)四天木9801.9m10.1m0.8km

(数字は市のページの表のままです。7か所とも、市がそれぞれの避難経路の図をPDFで出しています。)

屋上や上の階の海抜は、9.0mから28.8mです。高さは市の表のままで、これより大きな津波が来ない、という意味ではありません。

「津波避難施設」は、逃げ遅れたときに使う所

市は、津波避難施設を「津波発生時、避難の際に怪我をしたり、逃げ遅れたりした場合に、緊急的に避難するための施設」としています。

市の計画でも、大津波警報のときにこれらの施設へ向かうのは、川の西へ移れない人です。まずは、できるだけ海から遠くへ、が先にあります。

7か所の避難経路は、市がPDFで出している

市の「津波避難施設における避難経路」には、場所の名前ごとにPDFがあります。

家や職場から近い施設の経路だけでも、一度開いておくといいと思います。ページの更新は、2026年6月2日でした。

地図の上だけでなく、歩いて確かめる

ふだん通る道から避難先までを、スマホのマップのアプリで見ておく。それだけでも、安心感はだいぶ違います。

ただ、画面の上で近く見えても、実際に歩いて確かめるのが大切だと思います。自治会の防災訓練などの機会に、道を体で覚えておくと心強いです。

昼間に見慣れた道でも、暗いときや雨の日には、違って見えます。夜や雨の日でも迷わず着けるか、そこまで見ておきたいところです。

地区ごとの避難所:市の8つの区分と、使える災害

学校の体育館の入口と、整然と並んだ折りたたみの椅子、窓から差す光(人の顔なし)

越してきてから、台風のたびに「避難所ってどこにあるんだろう」と不安でした。いざとなれば、私一人で子どもを連れて動くことになるからです。

白里やみずほ台、季美の森で、気をつけることは違うのか。区分ごとの違いを知りたい人も、いると思います。

市の一覧は、市内を8つの区分に分けて、避難所ごとに使える災害に印を付けています。市は、緊急避難場所を34か所、避難所を16施設、指定しています。

区分指定避難所(住所・印のある災害)指定避難所のほかの緊急避難場所(住所・印のある災害)
白里白里公民館(南今泉1088-1・地震・津波※1・洪水・高潮)、白里小学校(南今泉3349・地震・津波※1・洪水・高潮・大規模な火事)、白里中学校(細草1385-1・地震・洪水・大規模な火事)農村環境改善センター(南今泉140-1・地震・洪水・高潮・大規模な火事)、諏訪神社(北今泉2076・地震・大規模な火事)、要行寺(四天木甲1342・地震・大規模な火事)。津波だけ:津波避難施設の7か所
増穂中部コミュニティセンター(柿餅26-1・地震・津波・洪水)、大網白里アリーナ(上貝塚160・地震・津波・洪水・大規模な火事)、増穂小学校(北飯塚281)・増穂北小学校(上貝塚317)・増穂中学校(北飯塚200-1)(3校とも地震・洪水・大規模な火事)北吉田市有地(北吉田184-1・地震・津波・大規模な火事)、弥幾野自治会館(南横川3141-1・地震・津波・洪水)、市運動広場(南飯塚477-1・地震・大規模な火事)
大網中央公民館(大網121-2)・保健文化センター(大網100-2)(地震・土砂災害・洪水)、大網小学校(みどりが丘3-18-3)・大網中学校(金谷郷275)(地震・土砂災害・洪水・大規模な火事)、大網東小学校(富田32-2・地震・洪水・大規模な火事)大網高等学校(大網435-1・地震・大規模な火事)
山辺農村ふれあいセンター(金谷郷1356-2・地震・土砂災害・洪水・大規模な火事)―
瑞穂瑞穂小学校(永田1055・地震・土砂災害・洪水・大規模な火事)みずほ台近隣公園(みずほ台2-20-1・地震・大規模な火事)
季美の森季美の森小学校(季美の森南1-28・地震・土砂災害・洪水・大規模な火事)季美の森南近隣公園(季美の森南4-7-1・地震・大規模な火事)
みどりが丘なしみどりが丘近隣公園(みどりが丘3-17・地震・大規模な火事)
福岡なし福岡地区コミュニティセンター(東金市砂古瀬426-1・津波※2)

(※1は「大津波警報時は使用しない」、※2は「大津波警報時のみ使用する」です。区分は、市の避難所一覧の分け方のままです。)

同じ避難所でも、使える災害は決まっています。自分の区分の行を、地震・津波・洪水と、災害ごとに見ていくのがいいと思います。

もとの一覧表(PDF)は、市の指定緊急避難場所と指定避難所のページに置かれています。

避難場所と避難所は、別のもの

市の説明では、指定緊急避難場所は、災害から「身の安全を確保するための場所」です。しかも、「地震、津波、洪水といった異常な現象の種類ごとに定めるもの」とあります。

指定避難所のほうは、家に戻れなくなった人などが、しばらく滞在するための施設です。表に災害の印が並んでいるのは、この「種類ごと」のためです。

津波の印と、※1・※2の注

指定避難所で津波の印があるのは、白里公民館・白里小学校・中部コミュニティセンター・大網白里アリーナの4つです。そのうち白里の2つには、注が付いています。

※1と※2は、表の外の注で意味が分かる形です。印だけ見て読み飛ばしやすいので、ここは注まで見ておきたいところです。

白里小学校は、避難所としては注のあるほうです。ただ「3階・屋上」は津波避難施設として、上の7か所の表に入っています。

福岡地区コミュニティセンター(東金市)には、※2が付いています。

自分の区分の避難所の名前は、スマホのメモかスクリーンショットに残しておくのがおすすめです。ネットがつながりにくい時も見られます。

福祉避難所

市の一覧には、福祉避難所が5か所あります。中央公民館・保健文化センター・中部コミュニティセンター・大網白里アリーナ・白里公民館です。

越してきたころは子どもが小さくて、福祉避難所があると知っただけで、少し安心しました。「どこに連絡すればいいか」が分かっていると、それだけで落ち着けます。

福祉避難所の5か所も、自分の区分の行と並べて見ておくと、家族に合った行き先を考えやすいと思います。

洪水と土砂、それに冠水のこと

雨上がりの、水かさの少し増えた小さな川と、土手の緑、遠くに木の茂った斜面

台風のニュースのたびに、少し身構えてしまいます。海の近い町でも、大雨のときに気になるのは、川と斜面のほうです。

洪水:南白亀川と真亀川

千葉県の洪水浸水想定区域で、市に関わる川は2つの水系です。南白亀川(内谷川・赤目川・小中川を含む)と、真亀川(十文字川を含む)です。

千葉県の洪水浸水想定区域のページは図面だけで、地区ごとの文の一覧はありません。

どの地区がどのくらい浸かる想定かは、web版の「洪水最大浸水深」の層で見るのが早いです。家屋倒壊等氾濫想定区域や、前島池・小中池の層もあります。

web版で色が付いていない所も、安全とは言い切れないと思っています。マップは、あくまで想定を描いたものだからです。

土砂:県の一覧で177区域

千葉県の土砂災害警戒区域等の一覧(令和8年8月7日現在)では、市内は177区域です。すべて「急傾斜地の崩壊」、つまり急な斜面の区域です。

字ごとに数えると、多いのは金谷郷・小中・大網です。上から10の字を並べました。

字区域の数
金谷郷41
小中28
大網25
小西16
池田15
養安寺13
永田13
南玉9
萱野7
餅木6
ほかの12の字1〜5(大竹5・神房4・駒込3・砂田2・季美の森南5丁目2・みずほ台3丁目2。餅ノ木・季美の森南2丁目・同3丁目・みどりが丘1丁目・2丁目・4丁目は1ずつ)

(2つ以上の字にまたがる区域は、それぞれの字に1と数えました。白里の南今泉・北今泉・四天木は、この一覧に出てきません。)

区域の場所は、web版の「土砂災害警戒区域」の層で見られます。字の名前が表にあれば、家や通う道のまわりを一度見ておくと、気持ちが落ち着くと思います。

冠水のマップは、市のweb版には無い

「冠水 情報 リアルタイム」と探している人も、いると思います。私も冠水のマップを探しました。

web版には川の洪水とため池の層はあっても、冠水(内水)の層は見当たりませんでした。

市の防災の一覧にも、「冠水」と名の付くページはありませんでした。川の水位なら、市の防災のページに「河川の水位情報(国土交通省)」へのリンクがあります。

大雨の日に見るなら、まずこのリンクから川の水位を、と覚えておくといいと思います。

防災無線が聞き取りにくいとき:電話とメール

電柱の上のスピーカーと、夕方の空、手前に置かれたスマホ(画面は無地)

「防災無線が聞こえない」という声は、よく聞きます。雨や風の音でかき消されたり、家の造りで、中では聞き取りにくかったりするようです。

市も、「気象条件や家屋の気密化等により、放送が聞き取りづらい場合があります。」と書いています。聞き逃したときの受け取り方を、市のページから並べました。

方法中身費用など
電話応答サービス放送の中身を電話で聞ける。0475(72)1000通話料がかかる。放送から24時間を過ぎると再生されない
メール配信サービス気象情報・避難所開設情報などをメールで。市外の人も受け取れる無料(通信費は自分持ち)。空メールで仮登録 → 返ってきたメールのURLで本登録
戸別受信機放送を家の中で聞ける機械負担金1万円(保守・修理費用を含む)
緊急速報メール(エリアメール)市のページの名前だけ確かめた―
Yahoo!防災速報市のページの名前だけ確かめた(「自治体からの緊急情報」)―

(メールの登録用アドレスは bousai.oamishirasato-city@raiden2.ktaiwork.jp です。)

放送をあとから電話で聞く

放送の中身は、電話応答サービスで聞き直せます。かける番号は、0475(72)1000。

放送から24時間を過ぎると再生されず、通話料もかかります。聞き逃したかな、と思ったら、まずこの番号です。

番号と決まりの原文は、市の「防災行政無線が聞き取りづらいときは」で読めます。

市のメール配信に登録する

越してきた当初は、防災情報の登録を、つい後回しにしていました。でも、無線を待つより、手元に届くほうが確かだと思います。

登録は、登録用アドレス(bousai.oamishirasato-city@raiden2.ktaiwork.jp)に空メールを送ります。返ってきたメールのURLから、本登録に進む流れです。

市は「市外の方でも情報を得ることができます。」と書いています。離れて暮らす家族にも、登録してもらえます。

登録の手順の原文は、市の「緊急時の災害情報をメールで配信」に載っています。

家の中で聞く戸別受信機

放送を家の中で聞ける戸別受信機もあります。負担金は1万円で、保守・修理の費用も含まれています。

緊急速報メール(エリアメール)とYahoo!防災速報も、市のページで案内されています。無線そのものについては、別の記事「大網白里の防災無線を聞き逃したとき 電話で聞き直す番号と家で聞く受信機」でも取り上げています。

わが家で話しておいたこと

玄関に置いたリュックと小さなリュック、懐中電灯、並んだ大人と子どもの靴

子どもを地元の保育園に通わせているので、「どこへ逃げるか」を家族で共有しておきたい。調べ始めた理由には、それもありました。

夫は都内に通勤しています。平日の昼に大きな地震が来たら、子どもは保育園、私は家です。

日中は私と子どもだけになることも多いので、動き方は知っておきたいと思っていました。

夫がいないとき、私はどこへ逃げるか。子どもを迎えに行くか、保育園が避難させてくれるのか。

そういう「もしも」の会話を一度してみるだけで、いざというときの判断がずっと楽になると思います。

持ち出し袋は、全部持とうとすると動けなくなります。大人の荷物に加えて、子どもの分まで持てるかが、正直いちばんの不安です。

だから、持てる量の範囲で順番をつけるのがいいと思っています。袋の中身に迷ったら、市の「【地震に備えて】非常持出品・備蓄品の準備」が手がかりになると思います。

保育園のことは、「大網白里市の保育園申込|令和9年4月入所は11月30日まで・空き状況と就労証明書」に書いています。

まとめ:今日できること3つ

冷蔵庫に貼ったメモ用紙(文字なし)とマグネット、窓の外の晴れた空

越してきた当初、ハザードマップを見て、少し不安になりました。でも、「知っている」というだけで、気持ちの余裕はかなり変わると感じています。

今日のうちにできることを、3つにしました。

  1. web版で、家と職場と、子どもの通う所のまわりを見る
  2. 警報ごとの表で、自分の地区がどの警報で対象になるかを見る
  3. 防災無線の電話応答サービス(0475(72)1000)を控えて、市のメールに登録する

引っ越して間もない人は、市役所の用事と一緒に、防災の登録も済ませてしまうのも手です。越してきたばかりの用事を一つずつ消していくなら、「大網白里に引っ越したらすぐやること|転入届の持ち物と窓口、期限の違う子どもの手当、市営ガスと水道の連絡」が使えます。

ハザードマップは、一度見たら終わりではなく、ときどき見直すものだと思っています。この記事の表は、市と県の資料で確かめた内容です。

表の中身で分からない所があれば、安全対策課防災対策班(0475-70-0303)が市の窓口です。

ハザードマップは、怖がるためではなく、どう備えるかを考えるためのもの。そう思うと、少し気持ちが楽になります。